円の誕生(近代通貨制度)150年記念セット 製作者インタビュー | 泰星コイン<創業1967年>

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円の誕生(近代通貨制度)150年記念セット 製作者インタビュー

2021年02月19日
 

目次

はじめに

2021年は「近代通貨制度150周年」、すなわち「円」という貨幣単位が誕生してから150周年となります。泰星コインではその節目を記念し、スペシャルなセットを制作しました。本記事では、セットの企画・製作者へのインタビューを掲載します。

――今回の企画誕生のきっかけは?

泰星コインでは、「泰星マンスリー」誌やオンラインショップにおいて、主に世界の新発行貨を中心にご案内しています。その一方で、日本銭はやはり根強い人気があり、10年ほど前までは、古い日本銭を用いた弊社オリジナルの商品を企画・発売したこともありました。以前より日本銭に関する商品を企画したい気持ちは持っていましたし、2021年は「新貨条例」が制定され、円・銭・厘という近代通貨制度が始まってから150周年だという節目の年であることを知り、運命めいたものを感じ、今回の企画に至りました。


過去に泰星コインでご案内した日本銭セット

――企画のコンセプトは?

こういうご時世ですから、”おうち時間”を楽しむために、新たな趣味を見つけようとされている方が多いと思うんです。なので、ぜひともコイン収集の世界を知って興味を持っていただく機会になればと思い、内容を考えました。

 

コイン収集というと、かつては、1964年の東京オリンピック記念貨をきっかけに始められた方が多いと思います。ただ、現状では、「コイン収集」と聞いても、敷居が高いイメージがあったり、何から始めたらいいのかわからなかったり、なかなか新たに趣味として始めるきっかけがないのではないか?と感じています。なので、「スターターキット」のようなセットがあったら収集に興味を持った方にとって始める良いきっかけになるのではないかと考え、メジャーな日本銭が入った9~10種類のコインが一度に手に入るものにしました。

 

もちろん、収集家の方にも楽しんでいただきたいと思っています。特別なケースはいくつものサンプルを作っては試行錯誤を重ね作製しました。この150周年という歴史的な節目に思いを馳せていただければと思います。

 

――ケースを製作するにあたり重要視したことは?

コインを並べてみるとかなり見栄えが良かったので、飾っていつでも鑑賞できるケースにしました。製作前には、桐箱だったり、額縁のようなものだったり、色んなアイデアがあったのですが、コイン自体を取り外すことなく両面を鑑賞できるアクリル板を使うことにしました。アクリルの周りの木枠は、高級木材であるアッシュです。落ち着いた高級感がある見た目になっていると思います。



――大変だったことは?

ケースの見た目に関しては早い段階で固まりました。昨今、コロナ感染防止対策でアクリルパーテーションの需要が高まっているので、アクリルの調達ができるかが懸念されたのですが、最近では比較的それも落ち着いてきたそうで、そこは大丈夫でした。

ただ、細かいところで苦労しました。今回は9~10種類の穴を各コインのサイズに合わせてくり抜きたかったのですが、なにせ古いコインなので摩耗があり、サイズがまちまちです。仮に大き目に穴を作って、収まったとしても、ブカブカの見た目は格好悪いですし、かと言って収められなければ元も子もありません。それが9~10種類分あるわけなので、どこを落としどころにすべきか考えつつ、サンプルを作っては却下し…、を何度も繰り返し、今のものに落ち着きました。

――商品が完成したときの心境は?

ケースのサンプルの初案デザインを一目見て、「これだ!!」と思いました。コインをすべてセットし、机や棚の上に置いてみると、まさに望んでいたものになった気がしました。お部屋に飾って映えるものになっていると思います。


 

――読者の皆さまにメッセージを

これから収集を始めようとされている方、収集家の方、高級なインテリア商品をお探しの方など、色んな方に手にとっていただきたい商品です。写真で見るよりも実物のほうが素敵だと感じていただけるんじゃないか?と思っています。もしもご興味があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください!

 

「円の誕生150周年記念セット」の商品ページは以下のURLからご覧いただけます。
https://shop.taiseicoins.com/sc/yen150.html
(クリックすると別ウインドウで開きます)

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