エドマンド・スペンサー「妖精の女王」 第1篇 騎士レッドクロスとウナ姫

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第1篇 騎士レッドクロスとウナ姫

物語はこうして始まる。
エドマンド・スペンサー「妖精の女王」第1篇 森の中

「気高い騎士が馬に乗り、鎧兜に身を固め、
銀の盾には戦いの、古き傷跡止めれど、
武器を振るいしことはなく、怒れる駒はいらいらと、
いきり立つごと泡をふき、
威風堂々その雄姿、姿は正に歴戦の騎士」

この騎士レッドクロスに同行するのはウナ姫である。“ウナ”はイタリア語で「1」、すなわち「始まり」である。

騎士は雨宿りに深い森へと入っていく。草木の匂いが清々しい森は一見魅力的だが、奥には怖ろしい<迷妄>が潜んでいた。

この<迷妄>を退治すると、森の外で黒衣の僧に出会う。この僧、実は大魔術師アーキメイゴーなのだが、騎士はそれが見抜けないまま、彼の家に泊まってしまう。

その夜、大魔術師の作り出した偽ウナ姫が夢に現れて、騎士は愛を迫られる・・・。

第2篇はもう少々お待ちください。どうぞお楽しみに!