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・第一回は『近代世界コインのカタログ』著者:R.S.ヨーマン

第一回は『近代世界コインのカタログ』です。著者はR.S.ヨーマン。日本語版の翻訳は岡政道です。R.S.ヨーマンは全世界のコインを研究し、コイン研究における第一人者です。翻訳者の岡政道は弊社の創設者で、コインに関する書籍の翻訳を多数行ってきました。



『近代世界コインのカタログ』は外国コインを調べるには欠かせない書籍として長年に渡り広く愛用されてきました。一度は手にしたことがある方も多いのではないでしょうか。もしかしたら、今これをご覧になっている皆様の中にも家の本棚に置いてある方がいるかもしれませんね。
現在、外国コインコレクターのバイブル的存在といえばKMナンバーの『Standard Catalog of World Coins』。通称電話帳で皆さんおなじみですよね。この電話帳が登場するまでの間Yナンバーで親しまれてきました。電話帳の中にも中国などはYナンバーを掲載しています。このことからもいかにYナンバーが世界のコインの基準としての信用度が高いかが分かります!

中身はというと、国名はアルファベット順に並んでおり、Yナンバー、額面、年号、そして普通、美品、未使用の評価価格が載っています。評価価格はあくまで本が発行された当時(昭和59年)の価格で現在の評価価格とは異なりますのでご注意下さい。写真はもちろん実寸です。
<英語版>



特徴的なのは、稀少年号が記載されている点です。これを見れば珍しい年号がすぐに分かりとっても便利です。電話帳で調べようとすると各年号の評価価格をひとつひとつ見て探さなければなりません。しかも全て英語表記です。私もそうですが英語が苦手な者にすると電話帳の日本語版があればなとつい考えてしまいませんか?また、縦横14cm×21cmで厚さはたった2センチ。重さも約570gとコンパクトなので外出先で調べるときにはかなり重宝です。実際、催事会場などで『近代世界コインのカタログ』を片手に一生懸命コインを調べている方を見かけることがあります。かなりボロボロになっている本を見るとそこに熱いコイン収集魂を感じます。自分も見習ってもっともっと勉強しなければと励みになります。
<日本語版>

残念ながらすでに廃版となっていますので入手は困難ですが、お持ちの方は本棚から引っ張りだして懐かしい思いに耽るのも良いかもしれませんね。当時の記憶を思い出して新鮮な気持ちを蘇らせてみてください。また、R.S.ヨーマンが岡政道に宛てた直筆のサインがある『近代世界コインのカタログ』(英語版)を特別展示しておりますのでこの機会にご覧下さいませ。


 

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