ナビゲーションを飛ばして本文に進みます

日本最大級のコイン専門オンラインショップ

TAISEI COINS online shop.
  • カートを見る
トップページ >

初代パンダ金貨デザイナー チェン・ジェン氏が語る パンダコイン


    4月から掲載してきた1982年発行の初代パンダ金貨のデザイナー、チェン・ジェン氏のインタビューも、いよいよ今回の第6弾で最終回となります。最後の話からは、彼のパンダに対する溢れんばかりの愛情が伺えます。お楽しみください。



>>>歴代パンダ金貨の図柄一覧を見る

  パンダコイン(金貨)は、1982年9月、日中国交正常化10周年を記念して、世界に先駆けて日本で先行発売されました。毎年図柄を変えて発行(※)されることから、単なる地金として の価値だけでなく、幅広いコレクターからの指示を受け、今日まで発行され続けています。近年は、入学式、卒業式、成人式、就職、結婚、出産のお祝いなどの贈り物としても人気が高まっています。

※2001〜2002年のみ同じ図柄で発行されています。




▽共通表面について
 中央に、1998年にユネスコ世界遺産に登録された「天壇祈年殿」が描かれています。天壇は1420年に明の永楽帝が建立したとされ、北京で最も有名な建造物としても知られています。
 祈年殿は直径32m、高さ38m、25本の柱に支えられる祭壇で現存する中国最大の祭壇です。
 中央の図柄を囲むように、中国語で「中華人民共和国」の文字が刻印されています。
 
 
――― チェンさんは多くのパンダ金・銀貨をデザインしましたが、パンダという動物は好きですか?

今までパンダ金貨のデザインに参画した人は、みんなパンダとパンダ金・銀貨に対して特別な愛情を持っています。私もパンダが大好きです。好きだからこそ、こんなにたくさんのパンダ金貨をデザインできましたし、いつも楽しく、わくわくして取り組んでいました。その過程では様々な挫折と困難がありましたが、本当にパンダとパンダ金貨が大好きなので、恐れずにこれらの試練を乗り越えることができました。今年、私は記念貨デザイナーとして50年目で、既に定年を迎えましたが、自分のパンダに対する愛情を、思う存分表現したいと思っています。自分の収集するパンダ金貨を拓本にして、定年後の生活を楽しんでいます。 最近、多くのカタログを見ていて思うことがあります。パンダ金貨の写真があんまり良くないのです。カメラマンはパンダ金貨の特徴を理解していないので、普通の金貨のように撮影しますが、そうすると、パンダの白黒の部分が綺麗に出ないのです。分かる人に撮らせたほうがいいですね。例えば、撮る際には、必ず側面から光を照らしてほしい。そうしないと、黒い部分は表現できません。

――― パンダ金貨デザイナーのパイオニアとして、後輩たちに言いたいことがありますか?

新世代のデザイナーたちは我々よりアイデアが豊富ですし、優秀な人もいっぱいいます。私の経験から言えるのはひとつです。デザインするにあたっては、実際に現場に行って、パンダをスケッチしたり、写真に収めたりした方がいい。パンダの生活と特性を把握した上で設計した記念コインは、真実性と生命感を持っていますから。

◆チェン・ジェン(陳堅:CHEN Jian)
 1941年生まれの上海造幣株式会社のデザイナー。浙江省紹興市の出身。
1982年発行の初代パンダ金貨をデザイン。他の代表作に、中国建国30周年記念金貨、国際児童年の金・銀貨、中国歴史偉人シリーズ、黄河文明シリーズなど。




▲上に戻る