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<このペ−ジの掲載国>

スイス/ソルツルン仏領インドシナロシア1オ−ストリア1ドイツ第三帝国

イタリア1カンボジアドイツ/ワイマ−ル1中国/大清帝国コモロ諸島日本

                                                              1>           

[日本/天正長大判金]

後藤栄乗 書  元書
1592年発行(文禄期)
(量目 165.4g) 長径:171ミリ 横径:115ミリ

豊臣秀吉は天正16年(1588)から、史上でもっとも絢爛豪華な天正大判を製造しました。
表面に中央上部から拾両、後藤、下部に後藤
の花押が墨書きで大判座後藤家により
書かれ、上下・左右に桐紋が打たれており、はじめての定量大判として
量目44匁(165グラム)と定めました。
秀吉は天正17年(1589)5月に天正大判4700枚、その他の金、銀をばら撒いて
聚楽第で有名な「大閤の金くばり」を行い、勢力を誇示しました。

当時日本は、世界一の産金国であったと思われ、各地より大量の金銀を献上させた
秀吉の辣腕ぶりがしのばれます。天正大判には数種類ありますが、この中でも
世界最大の金貨と世界に 馳せた長大判は世界トップレベルの名品といえるでしょう。
現存数少ない長大判の中でも長径が165ミリを超える判は非常に稀少で、
驚くことに本品は、171ミリで最大級と思われます。
また、長大判の桐紋は10ミリと
天正大判に比べ1ミリほど小型であるのが特徴です。
本品は大型で、墨書き、判ともに最高の保存状態であり、名品中の名品なのです。


<スイス・ソルツルン>「射撃大会記念」

5フラン銀貨
1855年発行
直径:37.00ミリ   発行数:3,000枚
     
    

表面図:ヘルベチア座像と楯
裏面図:花環と額面と年号銘字
 スイスの1842年から1885年にかけての射撃大会にちなんだシリ−ズコインは、世界的に評価の高いコインです。そのどれもがデザイン的に優れ、発行数が少ない為、近年ますます入手困難となっています。
 この17種からなるシリ−ズの中、最初の三種である1842年のグラウビュンデンの4フランケン銀貨、1847年のグラルスの40バ-ツェン銀貨、それに1855年のソルツルンの5フラン銀貨が大きなウェ−トを占めています。とりわけソルツルンの銀貨は、その発行枚数が3,000枚とシリ−ズ最少であることから、入手の機会が少なくなってきたといえます。
 このソルツルン銀貨で注目されることは、17種の射撃大会コインにおける唯一デザイン共有貨で通常貨タイプの5フラン銀貨の表裏デザインをそのまま採用している点です。違いは通常貨のギザ縁に対して、縁に銘字がある点です。デザインの面白さよりも、むしろ稀少性だけで珍品化したコインといえます。
 

<仏領インドシナ>

1ピアストル銀貨
1890年発行
直径:39.00ミリ   発行数:6,108枚
     
    
表面図:束桿を手にした自由の女神
裏面図:花環の中に額面
 仏領インドシナ、すなわち現在のベトナム、ラオス、カンジアがフランスの植民地となって以来、ピアストル銀貨広く現地の人に親しまれていました。これはその植民地が本格的に開始された1862年以降、この方面に流通しいたメキシコやアメリカの貿易銀に代わるものとして188年から発行されるようになりました。仏領インドシナのピストル銀貨は、安物クラウン銀貨の代名詞的存在でした、中には1890年銘のように年号によってはたいへんな珍品も存在します。
 1890年銘は、その発行数が6,108枚と少なく、次にない1910年銘が76万枚ですから、いかに少ないかが判りいただけると思います。すなわち記念コイン的にみまと、発行数は実に100枚見当といえるのでは。それだけこのコインが知られざる大珍品であることを実証しています。

<ロシア>「ボロジノ記念碑建設記念」

1−1/2ル−ブル銀貨
1839年発行
直径:40.00ミリ   発行数:6,000枚(大半が溶解)
     
    
表面図:アレクサンダ−一世像
裏面図:ボロジノ会戦記念碑
 ボロジノにおいて、ナポレオン軍の前進を食い止めるべく戦われた大激戦を記念した碑が完成したのを記念して発行されましたが、発行直後に大半が溶解されたことから、稀品性が強くなりました。

<オ−ストリア>「クッテンベルク鉱山再開記念」

2フロ−リン銀貨
1887年発行
直径:35.00ミリ   発行数:400枚
     
    
表面図:フランツ・ヨ−ゼフ月桂冠像
裏面図:ザンクト・バルバラ教会
 オ−ストリアの記念コインで、発行数が極端に少ない3種のうちのひとつがこの記念貨です。クッテンベルクは13世紀に銀が発見され発展したが、1618年からの30年戦争でさびれ閉山されましたが、再開され記念して発行されたのがこの銀貨です。ザンクト・バルバラ教会はクッテンベルク鉱山の守護者。

<ドイツ第三帝国>「シラ−生誕175年記念」

5マルク銀貨
1934年発行
直径:29.00ミリ   発行数:100,000枚
     
    
表面:シラ−像
裏面:紋章図
 シラ−は詩人、戯曲家、哲学者として名高く、生誕175年を記念して発行されたこの銀貨はドイツ第三帝国の数少ない記念銀貨のひとつです。当初それほど注目されませんでしたが、第二次大戦などで相当数が失われ現存数が減少したと思われます。プル−フ貨も発行されており珍品とされています。

<イタリア>

5リレ銀貨
1914年発行
直径:37,00ミリ   発行数:不詳
     
    
表面:エマヌエレ三世像
裏面:古代ロ−マの四頭立二輪戦車
 エマヌエレ三世はコインの収集家で研究家としても有名で、在位中に大型銀貨を6種に自分の肖像を描かせ発行しました。1901年の銀貨はわずか114枚という少なさ、5リレ銀貨は通常貨として毎年発行予定でしたが、1914年に勃発した第一次大戦で停止、殆ど流通用として国内に出ることもなく、鋳造数も少なく、溶解されてしまったともいわれます。この1914年銀貨はデザインの良さから人気を高めました。

<カンボジア>
1ピアストル銀貨
1860年発行
直径:38,00ミリ   発行数:200枚
     
    
表面:ノロドム一世像
      裏面:紋章
 このコインの発行は、フランスの保護領となる3年前、ノロドム一世の即位した翌年で、発行数ついて一説には50枚程度ともいわれており、次第に注目され知られざる珍品というよりは、むしろ世界の名品といえましょう。

<ドイツ・ワイマ−ル>「ゲ−テ死去100年記念」
5ライヒスマルク銀貨
1932年発行
直径:37.00ミリ   発行数:20,000枚
     
表面:ゲ−テ像
裏面:ドイツ鷲の紋章
 ドイツ・ワイマ−ル共和国の記念銀貨は額面3と5ライヒスマルク、鋳造は6ヶ所の造幣局で造られました。中でも珍品として名高いのはゲ−テ死去100年記念5ライヒスマルク銀貨で、カ−ルスル−エ造幣局で造られたのは最も少なく1,220枚でした。

<中国(大清帝国)>
一両銀貨
1867年発行
直径:40.50ミリ   発行数:不詳
     
表面:ハノ−ヴァ−王朝の紋章
裏面:竜と上海壹両の銘字
 香港で造られたこの銀貨は、英国ハノ−ヴァの紋章と周囲の文字(邪念を抱く者に災いあれ)がもとで北京当局が難色を示し採用しなかった為、このタイプのコインがすべて廃棄されたことで、現存数わずかな大珍品となってしまいました。

<コモロ諸島>
5フラン銀貨
1890年発行
直径:37.00ミリ   発行数:2,050枚
      
表面:各種武器図
裏面:コモロとフランスの国旗
 1886年フランスの保護領下に入ったコモロ諸島は、1890年にフランスの通貨を用いて3種のコインを発行しました。中でも5フラン銀貨は、その特異な意匠と少ない発行数から、世界のクラウン銀貨の名品として知られているのです。
<コインの写真は全て実際とはサイズ、色彩など異なります>
                               
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