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これからコイン収集をはじめようとお考えの方や、収集の方法にちょっと行き詰まってしまった方へ。


第七章 『コインの図柄の素朴な疑問9

今回は前回に引き続き、ブリタニアコインのご紹介を致します!
さて、英国で初めてブリタニア像の描かれたコインが登場したのは1672年の1/2ペニーとファージング銅貨ですが、それは1937年まで続きました。 1797年に1ペニー銅貨の裏面に登場し、1971年の十進法化まで続く事になります。

  〜十進法とは?〜
十進法とは,0〜9を使って数字を表わし,10になったら位を上げるという方法です。(10が10個でさらに位を上げる..)
1から始まって10にいき、今度は11、12と数えていき20になり、それからまた21、22と数え、10を10倍したのを100、100を十倍したのを1000〜というような形です。

参考までに現在の通貨単位は100ペンス=1ポンドです。

その後ブリタニアは銀貨にも登場し、ウィリアム4世(1830-37)ビクトリア女王(1937-1901)のグロート、いわゆる4ペンス貨や、エドワード7世(1901-10)のフローリン貨(後出)に刻まれれいます。1672年のブリタニアは左向きで、オリーブの小枝と槍をもっている。 このモデルは前回でもご案内したようにリッチモンドの女公爵でチャールズ2世の愛人であった、フランシス・テレサ・スチュワート(1647-1702)だと言われています。
後に、ジョージ3世(1760-1820)の時に、槍は三叉のほこに変り、背景に船を描いたものとなっています(1ペニー銅貨の裏面)。
爾来、さらに小さな変種が生れました。

ジョージ4世(1820-30)の治世に、右向きに変り船の図柄が無くなる。



同治世に、オリーブの小枝も無くなる(ファージング貨)。




1960年船が復活して、同時に灯台も描かれましたが、1895年には両方ともなくなりました。


1937年には灯台が復活(後出)。
前記、エドワード7世のフローリン貨では、立像です。この美しいデザインのモデルは、大蔵大臣の娘であるといわれています。
実はブリタニアは歴史によって描かれている女性が変わっているということになります。 正に歴史を刻むコインですね!

次回も引き続きブリタニアコインについて紹介します!



<参考:月間マンスリー>

次回のコインワンポイントレッスンは『コインの図柄の素朴な疑問10』 です!




このコーナーで疑問に思ったこと、その他ご意見、ご要望ございましたらお気軽にお寄せください。
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