先日9月25日に愛知万博が閉幕しました。長期にわたりお祭りで賑わっていただけあり、なんだか終わってしまうと寂しいものですね。
さて、今回は愛知万博のコインの図柄のお問い合わせを頂いたのでご案内いたします。
万博のコインの図柄のご案内は以前弊社でもご案内しておりましたが下記内容がが造幣局で発表されたコンセプトです。
1万円金貨幣の図柄について
表面の図柄は、
・地球とその自然…地球を取り巻く太陽、月、雲、雨、水の流れなど。
・地球にすまう生命…愛知県の県鳥である「コノハズク」で象徴を配することにより、「自然が有している素晴らしいしくみ、生命の力」を表現しており、地球にすまう「コノハズク」の親子は「人間と地球の共生」及び「人類の平和的な結びつきや自然への慈しみの心」をも象徴しています。また、2005年日本国際博覧会の愛称ロゴタイプである「愛・地球博」を配しています。裏面の図柄は、2005年日本国際博覧会のシンボルマークと、国内5回目の国際博覧会の開催にちなみ、5本のストライプを配することによって、「大地」を表現しています
千円銀貨幣の図柄について
表面の図柄は、
・地球…気象衛星ひまわりの航空写真「白黒」を基に、デザイン化し着色したもの。
・それをとりまく若木…「自然が有する素晴らしいしくみ、生命の力」を表現を配することにより、「人間と地球の共生」、「人類の平和的な結びつきや自然の慈しみの心」を表現しています。1万円金貨幣と同様に、2005年日本国際博覧会の愛称ロゴタイプである「愛・地球博」を配しています。
裏面の図柄は、1万円金貨幣と同じです。
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この青い地球のカラー銀貨はとても印象的です。
愛知万博のマスコットキャラクターのキッコロとモリゾーのカラー銀貨なども見てみたかったですね。
万博とは国際博覧会の事で、国際博覧会条約という国際条約に基づき、博覧会事務局(BIE)に認定されたものです。 日本で始めて開催された大阪万博は今から35年前の1970年に開催されました。有名な太陽の塔はまだ鮮明に記憶にのこっています。ちなみにパリのエッフェル塔は1889年にパリで開催された万博の時に建設されたものです。
万博は大昔の紀元前に国王即位祝典行事とされ民衆に芸術品、衣類等を披露することや戦利品や奴隷を誇示するなどといったものがあり、それが博覧会という説が出ています。しかしその後人口の増加と産業の発展により展示を目的としたものに変わり、今の博覧会の形に変わってきたとされています。世界で始めて様々な国が参加した博覧会は1851年に開催された「第1回ロンドン万国博覧会」でした。
25カ国が参加し成功を収めました。これにより博覧会は一時的にブームとなり第一次世界大戦後はテーマを持った現在のような博覧会となりました。
過去日本では特別に開催された展示会も含め5回程開催されています。
大阪 1970年 人類の進歩と調和」日本初の万博

沖縄 1975年 「海−その望ましい未来」
筑波 1985年 「人間、居住、環境と科学技術」

大阪(国際園芸博) 1990年「花と緑と生活の係わりを捉え 21世紀へ 向けて潤いのある社会の創造を目指す」
愛知 2005年 「自然の叡智」※右上のカラー写真になります

先ほど記載しましたが日本で始めて開催された大阪万博は今から35年前の1970年に開催されました。
会期は3月15日から183日間、世界77ヶ国が「人類の進歩と調和」とテーマにした日本万国博の祭典に参加しました。
万国博覧会は嘉永4年(1851)、当時「世界の工場」として無敵の地位をほしいままにしていた
イギリスが、首都ロンドンで開いたのがはじまりで、この日本万国博は26回目でした。(4、5年に一度の計算です!)
なんと入場者数は6421万8770人、未だにその記録は破られていません!
第1回目のロンドンでの入場者は約604万人でしたので日本万国博はその10倍もあったんですね。
日本万国博覧会記念貨は、前年(1969)の8月15日、大蔵省から発表されました。
素材 白銅(銅750、ニッケル250)
直径 28ミリ
重量 9グラム
(表)富士…葛飾北斎の富獄三十六景のひとつ、「凱風快晴(赤富士)」
(裏)地球とシンボルマーク
発行 3000万枚(当初)
記念貨幣の引き換えは、昭和45年3月10日、全国の金融機関で一斉に行われましたが、
あまりの人気に、追加発行を希望する声が強かったので、大蔵省では「800万枚を追加製造し、
その引き換えは万博会場で行いたい」と発表しました。しかしながら、会場での引き換えは混雑が
予想されるので方針を変更し、前回同様、金融機関を通じて同年5月20日、
200万枚増やして、1000万枚の引き換えを行いました。
したがって合計4000万枚の記念貨が引き換えられたことになります。
1800年代
ロンドン 1851年 国際博覧会の始まり
ニューヨーク 1853-1854年 米国初の国際博覧会
パリ 1855年 仏初の国際博覧会 始めて万国博覧会と称す
ロンドン 1862年 日本の遣欧使節団が視察
パリ 1867年 日本初出品「幕府」「薩摩」「鍋島」が参加
ウィーン 1873年 日本政府としての公式参加
フィラデルフィア 1876年 米国独立100周年
パリ 1878年 エジソンの蓄音機、自動車、冷蔵庫等出展
メルボルン 1880-1881
バルセロナ 1888年
パリ 1889年 フランス革命100周年 エッフェル塔建設
(エジソンの白熱電球で初の夜間照明)
シカゴ 1893年 コロンブスの新大陸発見400年 空中観覧車
ブリュッセル 1897年
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1900年代
パリ 1900年 クジ付き入場券を発売 地下鉄、動く歩道
セントルイス 1904年 ルイジアナ買収100周年
リエージュ 1905年 ベルギー独立75周年
ミラノ 1906年
ブリュッセル 1910年
ゲント 1913年
サンフランシスコ 1915年 パナマ運河開通記念 第1次大戦勃発
1928年 国際博覧会条約採択(施行は1931年1月)
バルセロナ 1929年
シカゴ 1933-1934年 はじめて「テーマ」登場 「進歩の世紀」
ブリュッセル 1935年 「民族を通じての平和」条約による最初の第1種一般博
パリ 1937年 「現代生活の中の芸術と技術」ピカソのゲルニカ出展
ニューヨーク 1939-1940年「明日の世界と建設」ワシントン大統領就任150周年
ナイロン、プラスチック、テレビなど出展
---------------------第二次世界大戦 --------------------------------
ブリュッセル 1958年 「科学文明とヒューマニズム」
(第二次大戦後第1回の万博)
シアトル 1962年 「宇宙時代の人類」
ニューヨーク 1964-1965年 「理解を通じての平和」(BIE非公認)
モントリオール 1967年 「人間とその世界」カナダ連邦100周年
大阪 1970年 人類の進歩と調和」日本初の万博
スポーケン 1974年 「汚染なき進歩」
沖縄 1975年 「海−その望ましい未来」
ノックスビル 1982年 「エネルギーは世界の原動力」
ニューオリンズ 1984年 「河の世界−水は命の源」
筑波 1985年 「人間、居住、環境と科学技術」
バンクーバー 1986年 「動く世界、ふれあう世界」
ブリスベン 1988年 「技術時代のレジャー」豪州建国200周年
大阪(国際園芸博) 1990年「花と緑と生活の係わりを捉え 21世紀へ 向けて潤いのある社会の創造を目指す」
セビリア 1992年 「発見の時代」コロンブス米大陸発見500周年
ジェノア1992年 「グリストファー・コロンブス−船と海」
テジョン(韓国)1993年 「発展のための新しい道への挑戦」
リスボン1998年 「海洋−未来への遺産」
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2000年代
ハノーバー 2000年 「人間−自然−技術」
ロストック(国際園芸博)2003年
愛知 2005年 「自然の叡智」
上海 2010年 「Better City, Better Life」
特別に開催された展示会も含む
BIE、日本財務省参考
次回の世界の万博は5年後の上海です。いったいどのような万博になるのか今から楽しみですね!
次回のコインワンポイントレッスンは『コインの図柄の素朴な疑問4』
です!
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