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これからコイン収集をはじめようとお考えの方や、収集の方法にちょっと行き詰まってしまった方へ。

第七章 『コインの図柄の素朴な疑問4』

日本のカラーコインの図柄

皆さんもご存知の通り、日本で最初のカラーコインはアジア冬季競技大会を記念したコインです。
このコインは今でも人気が高く 当初の値段より遥かに高い値段で取引されています。
ちなみに世界で最初に発行されたカラーコインはどのこ国かご存知ですか?1992年にパラオ共和国から発行されたコインが世界で最初のカラー貨とされています。
日本で最初のカラーコインが発行される11年も前に既にカラーコインが発行されていたんですね。


アジア冬季競技大会は1982年に日本オリンピック委員会が開催を提案して現在に至ります。
この記念コインは平成15年2月1日から2月8日までの期間に青森県で開催される第5回アジア冬季競技大会を記念して発行された日本で初めて彩色を施したプレミアム型の記念貨幣です。

カラー面はシンボルマークとリンゴの図柄です、表面はスキーとスケート選手の図柄です。

カラーになっているリンゴですが青森といえばリンゴの名産地ですね。普段からよく食べるリンゴですが、リンゴの原産地はカザフスタン南部、キルギスタン、タジキスタン、中国の新疆ウイグル自治区など中央アジアの山岳地帯、コーカサスから西アジアにかけての寒冷地とされています。私たちが現在食べている西洋リンゴは、明治4年(1871)に日本に導入され、青森県へは明治8年(1875)に入ってきて栽植されたものと考えられています。
現在日本で栽培されているものは、明治時代以降に導入されたものです。

<<詳細>>

額面
品位
重量
直径
状態
発行数
1,000円
純銀
31.10グラム
40.00ミリ
斜めギザ等
プルーフ
50,000枚

彩色:白色、青色、赤色及び濃い赤色

 


<奄美群島の歴史>
終戦の翌年1946年に薩南諸島のうち北緯30度以南はアメリカ軍の軍政下に置かれ日本本土から切り離され往来、交易が断たれました。1947年に奄美群島市町村会をはじめ各団体が日本復帰嘆願を決議しました。1951年には名瀬市民総決起大会が開催され、各市町村でも日本復帰貫徹をスローガンに熱烈な運動が展開されました。
本土でも奄美出身者を中心に返還署名運動が行われ、結果、郡民悲願の日本復帰は1953年12月25日に実現しました。

その鹿児島県・奄美群島が米軍政下から日本に復帰して2003年12月で50年を迎えるのを 記念した記念貨です。 色鮮やかなカラーコインアジア冬季競技大会リンゴのカラー銀貨に続く 美麗なカラーコインです。
<<詳細>>
額面
品位
重量
直径
状態
発行数
1,000円
純銀
31.10グラム
40.00ミリ
斜めギザ等
プルーフ
50,000枚

彩色:白、黒、青、紫、赤、オレンジ、黄、黄緑及び緑
表はルリカケスとテッポウユリ 裏には奄美群島

二番目に発行された奄美群島復帰のコインの図柄はルリカケスという大変鮮やかな鳥が一際目をひきます。
このルリカケスは奄美群島のみに生息している絶滅危惧II類の鳥です。、顔が黒色、頭頂から頸部、喉、翼、尾羽があざやかなルリ色(青紫色)で、背中から腰部、腹部はうすい栗色と美しい羽色を持っています。
本種の特異的な分布様式から、個体群内での遺伝的多様性の減少が危惧されています。

テッポウユリは奄美から沖縄にかけて自生しているユリでラッパのような純白の大きな花びらが特徴です。
ヨーロッパを代表するユリで古くから催事に用いられてきたマドンナリリーは、栽培が難しいことから、現在では日本のテッポウユリが一般的にはマドンナリリーと呼ばれ、広く用いられています。 欧米ではキリスト教出現の後は、キリストの母マリアのシンボルとなってマドンナ・リリーという白ユリがキリスト教の儀式、祭日の聖花として使われてきましたが、明治の中頃にテッポウユリが日本から輸出されるようになってからは、マドンナ・リリーに代わってテッポウユリが使われるようになり、キリスト教に欠かせない花になっています。

次回のコインワンポイントレッスンは『コインの図柄の素朴な疑問5』 です!




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