そして、とある時、ついにその日が来たのです。寛永通宝や文永通宝等等、そしてあの『和銅開宝』もその中に含まれていました。これらの「古銭」は、母が、祖母から受け継いで大切にしまってあったものでした。教科書にも載っていたあの「古銭」を手に入れたあまりの嬉しさにまわりの友達にもちょっぴり鼻高々でした。

そんなさなか、引っ越しをすることになり、しっかり荷造りして新居へ引っ越しをしました。でも、でもですよ、もってきたはずの「古銭」の中から、何故か『和銅開宝』だけがなくなっていたのです…。土やさびがついた「一番汚い古銭」でもあったので、どこかにほっぽらかしていたのかも知れません…。しゅん…。
もう20年以上も昔の話ですが、『和銅開宝』の評価を知った今の私は、もう少し整理整頓が出来るようになるまで、待っていればよかったな〜と痛感しています。
あぁ、幻の『和銅開宝』ー!!どこにいったのやら…。
以上、少年時代のはかない思い出でした。 |