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フィンランド造幣局、子会社を売却

初めまして。 黒ホッピーです。

その名の通り、ホッピーは黒が好きです。

さて、当社のブログが開始されたわけですが、何を書いたらよいのやら。。。

私が海外造幣局・ディーラーとの折衝が多い事から、海外のコイン業界情報をお知らせしたいと思います。

さて、今回はタイムリーなお話しを。。。

521日、弊社にフィンランド造幣局より1通のプレスリリースが届きました。

題名は、

 

「フィンランド造幣局、ダイレクトマーケティングに特化した子会社を売却」

 

リリースをよく読むと、フィンランド造幣局が子会社であったNordic Moneta Oy (ノルディックミント株式会社)をサムラーフセットグループに売却したとのこと。

プレスリリースはこちら。。。

http://www.suomenrahapaja.fi/eng/the-mint-of-finland/promotional-material/news-archive/mint-of-finland-sells-its-subsidiary-specialized-in-direct-marketing

この意味について、ヨーロッパのコイン業界の多少ややこしい状況をご説明せねばなりません。

サムラーフセットグループは、オランダ・アムステルダムに本社を置く1994年に設立されたコインのダイレクトマーケティングの会社ですが、2009年の売上高は3億ユーロと、わずか15年で巨大企業へと成長しました。

現在では、オランダ・英国・ポーランド・スウェーデン・デンマーク・フィンランド・ノルウェイ・エストニアでコイン通販ビジネスを展開しています。

彼らが急成長した理由は、その洗練された頒布販売システム、合弁企業の設立にもありますが、M&Aを繰り返し行ってきた事にもあります。

従い、コイン業界内での彼らの発言権は大きく、世界の造幣局が彼らにマーケティングのアドヴァイスを求める事もしばしばです。

フィンランド造幣局とサムラーフセットグループとの関係は良好で、その一例として、2003年にノルウェー中央銀行が「王立ノルウェー造幣局」の全株式をフィンランド造幣局50%、サムラーフセットノルウェー(サムラーフセットグループ会社)50%に売却した事からも読み取れます。

今回の件に関して、Nordic Moneta Oy 2000年にサムラーフセットノルウェーとフィンランド造幣局によって設立された合弁企業で、フィンランド・スウェーデン・デンマーク・エストニア・ラトビア・リトアニアでコイン通販を行っています。

今回、フィンランド造幣局は保持していた50%の株式をサムラーフセットグループに売却したわけですが、ここでもサムラーフセットグループのヨーロッパコイン市場での力の強さが浮き彫りになりました。今後、サムラーフセットグループのテリトリーは、ドイツ・オーストリア・フランス(MDM商圏)を除き、ほぼ全ヨーロッパ各国を商圏に収めることになり、市場がいい意味でも悪い意味でも活性化されることは必至です。

このリリースを見ながら、日本のコイン市場をどうやって活性化させたらいいのかなぁ?などと考えている毎日です。。。

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